傳來工房の鋳造設備

傳來工房では、源流となる蝋型鋳造の技術を伝承する一方で、近代的な機械部品の鋳造、さらには現代的な美術工芸品や建築金物の製造へと進出。

  • 傳來工房の鋳造技術

昭和47年には建築物の大型キャスト製品の受注生産に対応するため、新鋳造技術・Vプロセスの設備を業界でいち早く導入しました。

国内屈指の規模を誇るこのVプロセスラインにより、これまで蝋型鋳造で培ってきた原型技術・木型技術を近代建築の場で生かすことが可能になりました。

永年に渡り、磨き上げてきた原型鋳造技術を通して村野藤吾氏、磯崎新氏、岡田新一氏や黒川紀章氏らの著名建築家をはじめ、彫刻家、デザイナーの豊かなイメージを忠実に具現化することに注力してきました。


環境整備活動

国内最高レベルのQ・C・Dとお客様満足度を支える、徹底した環境整備活動

環境整備活動

環境整備活動

傳來工房の工場は業界でも屈指の規模を誇るVプロセスライン。傳來工房のQ・C・Dを支えるものに、20年間にわたり全社をあげて実践している環境整備活動があります。


環境整備とは単なる整理・整頓にとどまらない、仕事の基礎力を高めるための活動のことです。具体的には、社内の全ての部署において、礼儀、規律、清潔、整頓、安全、衛生および3定活動(定位置・定品・定量)を徹底しております。


また、2ヶ月に1度「環境整備デー」を設け、丸1日をかけて環境整備活動を行うなど、よりよい仕事環境について社員が自ら考え積極的に行動。これを習慣化することで、Q・C・Dのさらなるレベル向上とお客様満足度120%をめざしています。

環境整備をベースに木型準備~原材料投入~鋳物生地完成までコンピュータ制御により一環生産するもので、国内最高レベルのQ(Quality:品質)・C(Cost:コスト)・D(Delivery:納期)を実現しています。